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搾取される若者たち

「あ、それって自分のことだ・・・」という人は少なくないんじゃないでしょうか?誰とは言いませんが、あ○さんとか●こさんとか●○さんとか・・(!?)主にバイク便ライダーの世界を通してみた、若者の職場でのワーカホリックの実態についての本、というカテゴライズでしょうか。

搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た!
搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た!
阿部 真大
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ホラーハウス社会

R25 に書いてあったブックレビュー。

2000年11月に少年法が改正されたことは記憶に新しい。では、質問。どうして少年法は改正されたのでしょう?「少年犯罪が凶悪化したから」「犯罪が低年齢化しているから」。これらはいずれも真っ赤なウソ。統計的には、少年犯罪は凶悪化も低年齢化もしていない。これは犯罪専門家や警察関係者の間では「常識」だそうだ。

ならば変わったのは、著者のいうように「少年ではなく、ほかならぬ私たち社会のほうだ」。その変化を本書は次のように読み解いている。

90年代後半までは、その悲惨な境遇や生活環境を推し量り、凶悪犯罪を犯した少年を理解しようとする想像力が社会にはあった。しかし酒鬼薔薇事件以降、社会は、人を殺す少年を「理解不能」な、恐るべき「怪物」としてしか見ることができなくなる。実際は、過去にも同様に残酷な事件はあったのに――。

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オレンジの壺

宮本輝氏の長編小説。2 巻ですが内容にぐいぐい引き込まれるのでスイスイ読めます。Amazon にある紹介文だと、こんな感じ。

佐和子・25歳―とりたてて不幸なことなど何もない、しかし決して幸福ではない。ある日、亡き祖父から残された日記帳を読んだ佐和子は、重大な秘密を知る。パリへ旅立ち、祖父の本当の姿を探し求める彼女は、いつしか大切な何かを追い求めている。平凡な自分に何ができるのか?佐和子が見つける答えは―。女性のひたむきな成長を描く宮本文学の傑作。

「日記に秘められた過去」「舞台はヨーロッパ」「スパイ活動」といったものはミステリー小説のある意味定石みたいなものではあるものの、陳腐な話にならずに読み手を惹き付けるのは、展開の速さと謎解きの心地よさ、歴史的背景の深さでしょうか。「戦争」が絡んでくる以上、重みが加わるのも事実ですが、それが現代にも繋がっているという描写は説得力と現実味がありました。

登場人物の過去の出来事が次第に明らかになるにつれ、背負ってきたものの大きさもひしひしと伝わってくるし、話の本筋にもきちんと絡んでくるストーリーなので、あちこち舞台が移動し、登場人物がたくさん入れ替わるものの、本筋を負うのはさほど難しくはなかったです。

オレンジの壺 上  光文社文庫 み 21-2
オレンジの壺 上 光文社文庫 み 21-2
宮本 輝
オレンジの壺 下  光文社文庫 み 21-3
オレンジの壺 下 光文社文庫 み 21-3
宮本 輝
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サザエさんは波平の子ではない

んだそうですよ。何でも誕生日などを計算すると、波平が 13 歳くらいの頃の子供になるらしいです<サザエ。12 歳で結婚は考えにくいので、ということはフネが姉さん女房で、夫を早くに亡くして再婚したのであって、サザエさんは連れ子ということに。そうすると、カツオ・ワカメとの歳の差も説明がつくのだそうです。

他にもいろいろ、へぇ〜なことが数多く書かれていました。といっても、漫画版の方ですが。もし、テレビ版のほのぼのしたサザエさんちの家庭のイメージを壊したくなければ、続きは読まないがいいかも。

サザエさんの正体
サザエさんの正体
清水 勲
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psiko買ってみた

電車の中吊りで、「恋愛実践主義!」「石田衣良」「リセット願望」の言葉に惹かれ、買っちゃいました。石田衣良、とあると私弱いんですよ。あの、ほのぼの系というか後ろから優しく後押しするような文体が好きなんです。書いてあるのは2ページくらいだったけど、うーん、やっぱいい。

「日本ではじめての心理学マガジン」という触れ込みなので、てっきり「健康」とかのコーナーに置いてあるのかと思ったら、「女性誌」コーナーでした。うーん、これってどうよ?でも体裁は女性向きだわな・・

まだちゃんと読んでないんですけど、そういえば中井貴恵っていたなぁ、とかSMAPに森くんっていたなぁ、とか。今号は面白そう。今までは立ち読みでした。

あと、裏書には「使用主要書体」が書いてあるのが、フォントマニアにとってはポイント高し。ヒラギノはもちろんのこと、游築初号・見出し明朝とかも使ってるみたいです。レイアウトも詰め込みすぎてないので、読みやすい。ただ、紙質もいいのでちょっと重い・・まあそれも狙いなのかも。

日記を書きます - 日記・ブログ

人は見た目が9割

というタイトルですが、決して「ルックスで勝負、おしゃれしませう」という内容の本ではありません。言葉以外のコミュニケーションを扱った、ノンバーバル(非言語)コミュニケーション入門、のような本です。そういう意味では、ちょっとタイトル狙いすぎ?でもこういう本、読みたかったんですよ。

アメリカの心理学者アルバート・マレービアン博士によると、人が他人から受け取る情報は次のような割合なんだそうです。

 ■ 顔の表情 …55%
 ■ 声の質(高低)、大きさ、テンポ …38%
 ■ 話す言葉の内容 …7%

数値化の根拠は不明なんですが、要は言葉で伝わるコミュニケーションは一部に過ぎず、音の調子や表情から伝わる事柄の方が多い、ということなんです。「怒ってる?」「怒ってない」という会話にしても、言葉だけでは本当に怒っているのか冗談なのか判別つきませんが、表情や声の調子で判りますよね(書く場合でも、「怒ってない♪」とか「怒ってない(怒)」とか書いたりはしますが)。


人は見た目が9割
人は見た目が9割
竹内 一郎
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国家の品格

先週のWBSで、和風ものが見直されていることが紹介されていたコーナーで、「日本が本来持っていた価値観の良さを再認識する上でも、いい本だ」と紹介され、読んでみました。

国家の品格
国家の品格
藤原 正彦
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世界の翻訳家たち

世界の翻訳家たち―異文化接触の最前線を語る
世界の翻訳家たち―異文化接触の最前線を語る
辻 由美

という本を読んだんです。内容は、主にヨーロッパの出版翻訳者へのインタビュー集で、時には自慢話っぽいところもあり、そんな読んでて楽しい!というのではないですけど、割と近い同業者としては興味深いものでした。

案外知られていない翻訳業の実態で、共通して挙げられていて「ウンウン、そうそう」と思えたのは、次の点です:
# 表現がマニュアルっぽい・・

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40歳の意味

ひとよみにっきのシゲさんのところで紹介されていた本で、タイトルにえらく惹かれて読んでみました。まだ40代ではないですが、人はいつか40代になるわけで、それも避けられないわけで、、

作者の方は精神科のお医者さんらしいです。大勢のケースを見ておられるそうで、「40歳の危機」というのがあるそうですよ。気になるじゃないですか。この時期になると、漠然とした不安から、いきなり転職とか、不倫に走ったりとかが起きるとか。「いい歳して…」と言われつつも、首をかしげる行動をしてしまうことは、案外よくあることなのかもしれません。


40歳の意味―ヒトはいつ「ほんとうの大人」になるのか
40歳の意味―ヒトはいつ「ほんとうの大人」になるのか
町沢 静夫
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夢見るフリーター

であれば希望を持っている響きがありますが、その夢や希望も持てないフリーターも増えている、と最近読んだ「希望格差社会」に書いてました。将来に不安を持つ若者の増加。それは社会不安となり、治安悪化も引き起こしかねない。そうした事件は、現実起きています。

高度経済成長までは、誰もが努力すれば生活が向上し、結婚でき、希望が持てた。だが今や、生活は豊かになったものの、学歴があっても雇用は不安定、結婚もおちおちできない (できても長続きしない)、生活のあらゆる面が「リスク化」している、と警告しています。将来に不安を感じるのも無理はない。

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