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犯罪被害者の現状

木曜日の報道ステーションで、犯罪の被害に遭った方の特集をしていた。
同僚に、別の同僚との付き合いを妨害していると勘違いされ、灯油をかけられて大火傷。幸い命は取り留め、皮膚移植を何十回も重ねて退院できたものの、仕事はできないため生活保護を受けている。加害者は懲役6年の判決を受け、「一生かけて償う」と法廷で言ったものの、現在にいたるまで謝罪も、補償も一切ない。

今の法律と制度では、加害者には、国選弁護人がついたり刑務所での医療その他の優遇措置があるものの、被害者の救済は基本的に加害者の責任、ということになっているため、加害者にその能力がない場合は泣き寝入りするしかないという。この方は皮膚移植の費用460万円あまりを病院から請求され、「加害者のところに行ってくださいよ!」と伝えても、「あなたが刑務所に行ってもらってきてください」と言われたという。その後の治療のための費用も、すべて自己負担。

かなりショックだったのは、福祉事務所の対応。被害者は、加害者による報復を恐れて、移動は公共の乗り物ではなく常に車。居場所を知られないようにするため、だという。それなのに福祉事務所では、「車を維持管理することは、制度上認められない」という。「私の命は誰がまもってくれるんですか?」と反論しても、当然答は返ってこない。

「いつになったら、人間として扱ってくれるのでしょうか?」とその人は嘆いていた。自殺を考えたこともあったという。本当に辛いだろうと思う。被害者本人には、苦しまなければならない理由なんて、ひとつもないというのに・・・。

今、「犯罪被害者基本法案」が国会で審議されていて、成立するらしい。苦しんでいる現状が、少しでも改善されれば、と願わずにいられない。

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